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【RIVER Pro専用エクストラバッテリー レビュー】バッテリー容量を後から足せる便利な増設バッテリー

「Ecoflow RIVER Pro」は大容量ポータブル電源ですが、使っていて「もう少しバッテリー容量がほしいな」と思うことがたまにあります。手っ取り早い解決方法として、バッテリー容量の大きい製品に買い替えるか、もう一台買い足すかになりますが、増設バッテリーを使う方法もあります。

「EcoFlow RIVER Pro用エクストラバッテリー」は、RIVER Pro専用の増設バッテリーで、2台を繋ぐと1440Whの超大容量ポータブル電源として使えるスグレモノです。

この記事では、エクストラバッテリーの使い方や気付いたことなんかを紹介していますので、何かの参考にしてもらえると幸いです。

目次

エクストラバッテリーのスペックと外観

下の表はエクストラバッテリーとRIVER Proのスペックの比較したものです。

エクストラバッテリーRIVER Pro
バッテリー容量720Wh720Wh
本体サイズ28.8 × 18 × 21cm28.8 × 18.5 × 25.3cm
本体重量7kg7.2kg
充電サイクル800回 (80%+)800回 (80%+)
ACポート3口
USBポートUSB-C (1)、USB-A (3)
シガーソケット1口 (DCポート×2)

エクストラバッテリーは、それ自体で充電することも給電することも出来ません

エクストラバッテリーは単体で充電できると思っていたので、充電の度にいちいちRIVER Proと繋がないといけないのは面倒くさいです。

River Pro エクストラバッテリーの外観

RIVER Proと並べるとエクストラバッテリーの方が一回り小さいですが、重さは200gしか違いません。

横幅はほぼ同じ。エクストラバッテリーの前後左右の面にはスイッチや差し込みはありません。

その代わりに上面に電源スイッチ、インジケーター、接続コネクターがあります。

バッテリー残量は5段階表示の簡易的なもので1メモリが20%になっています。

付属品は接続用ケーブルと保証書と日本語のマニュアルです。

エクストラバッテリーの使い方

エクストラバッテリー単体では充電も給電もできないので、まずはRIVER Proと接続します。接続する時は電源が切れた状態で行います

マニュアルには「本製品のパフォーマンスを最大限にするため、初めてご使用になる場合は、本製品とRIVER Proを満充電にしてください」と書いてあります。

RIVER Proとエクストラバッテリーの接続方法

接続には付属のケーブルを使いますが、オスとメスがあるので挿し込む方向を間違えないように!

RIVER Pro側のコネクターは、正面から見て右側面のキャップを開けるとあります。

ケーブルを挿し込んで、ネジでしっかり固定します。

エクストラバッテリー側のコネクターは上面のフタを開けて、

こちらもケーブルを挿して、ネジでしっかり固定します。

 2台を繋ぐとこんな感じになります。ケーブルはしっかりしている反面、取り回しに注意しないとコネクター部分に負担がかかります

コナンティーノ

無理のない取り回しを心がけてください

エクストラバッテリーの充電方法

本体の充電と同じようにACケーブルを繋ぐと、本体とエクストラバッテリーの充電が始まります。

RIVER Pro単体で充電する時と同じで、最大660Wで充電していました。

黄色い丸印はエクストラバッテリーを繋いだ時に表示されるアイコンで、バッテリー残量は自動的に2台の合計値に切り替わります。例えば、RIVER Proの残量が「40%」でエクストラバッテリーの残量が「100%」の場合、ディスプレイには「70%」と表示されます。

アプリを使って充電容量をコントロール

バッテリーを長期保管する場合、メーカーは充電容量を50~70%くらいにするように推奨していますが、実際には途中で止めるのを忘れて、ついつい100%まで充電してしまいがちです。

そんな時はアプリで充電容量の上限を設定しておくと便利です。

この機能はエクストラバッテリーを繋いだ状態でも使えます。

設定方法はアプリのトップ画面から「バッテリー」をタップして電池のマークをスライドするだけ!

コナンティーノ

この機能は本当に便利なので、是非使っていただきたい!

ファームウェアのアップデート方法

エクストラバッテリーもファームウェアのアップデートができますが、Wi-Fi機能は搭載されていないので本体と接続した状態で行います。

RIVER Proと接続するとアプリの表示もエクストラバッテリーが繋がった状態の画像になります。(ならない時は一度アプリを終了させてから、もう一度立ち上げると表示されると思います。)

そこから「システム → ファームウェア」 とタップして、更新データがあればアップデートできます。

購入してからも不具合の解消や、使い勝手が向上するのは嬉しい機能です。

バッテリーは残量の多い方から消費される

エクストラバッテリーを繋ぐタイミングは使い始めからでもいいし、バッテリー残量が少なくなってからでも問題ありません。少なくなってからの場合、残量の多い方から消費されて残量が同じになった時点から均等に消費されます。

充電する時もそれぞれのバッテリー残量を気にすることなく充電できます。

【まとめ】用途に合わせて容量を調整できる便利なバッテリー

実際にエクストラバッテリーを増設してRIVER Proを使うと「まだこれだけしか消費してないの?」と思うくらい長持ちします。1440Whは伊達じゃありません!

何をするにも取り回しのしにくいケーブルで繋がないといけないのは面倒くさいですが、容量が倍になることの安心感に比べたら大した苦労ではありません!

物理的に2つのバッテリーになるので荷物は増えてしまいますが、重さが分散されて持ち運びは楽です。また、それほど容量を必要としない時はRIVER Proだけを持ち出して、容量が必要な時はエクストラバッテリーも持ち出すといった柔軟な使い方もできます。

エクストラバッテリーのおかげで、出先でバッテリー残量が少なくなってハラハラすることが激減しました。

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