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Googleストアの下取りプログラムを利用してPixelを購入するときの注意点と返金までの流れ

Googleストアのセールでスマホの割引に加えて下取り価格も増額されていたため、使っていなかったiPoneXを下取りに出して「Pixel7」を購入しました。スマホの購入自体は簡単でしたが気を付けておきたい点もあったので、Google下取りプログラムの特徴や注意点、購入から返金までの流れを紹介していきます。

目次

Google下取りプログラムとは

Googleストアの下取りプログラムは、Pixelスマホを購入時に古いスマートフォンやiPhoneを下取りしてくれるサービスですが、スマホを購入後に古いスマホを郵送して査定してもらい、後日返金される仕組みになっています。

特徴をまとめると

  • 端末代は一旦満額支払う
  • 査定額が後日返金される
  • セール時は買取金額が増額されることがある
  • 利用できるのは20歳以上
  • 身分証明書が必要

査定額はPixelを購入する際に使用した支払い方法(クレジットカード、PayPal、ストアクレジット)へクレジットが付与されるので、下取りというより返金のイメージ。支払いが分割払いの場合、下取り額分が残りの支払い額から差し引かれます。

下取り価格が端末代金より高くなる場合は、ストアクレジットで支払われます。

また、セール時には買取金額が増額されることが多く、今回のセールでも通常より7,000円ほど高くなっていて、5年以上前のスマホを27,714円で買い取ってもらえました。

ただし、Google下取りプログラムを利用できるのは20歳以上で、下取りキットの受け取りに本人確認のための身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)が必要となります。

下取り対象の端末

下取りにはどんなメーカーのスマートフォンでも出せるわけではなくて、以下の6社の製品でプルダウンメニューに表示されるモデルに限られます。

  • Google
  • Apple
  • SONY
  • SAMSUNG
  • HUAWEI
  • LG
  • SHARP

新しいデバイス1台の購入につき、古いデバイス1台を下取りに出すことができて、SIMフリー、キャリア製に関係なく買い取ってもらえます。私はドコモのiPhoneを買い取ってもらいました。

コナンティーノ

私はできるだけ綺麗にして送りましたが、画面が割れていても正常に動作すれば査定額は下がるものの買い取ってもらえるようです

買い取りできない端末

下取り対象のスマホを所有していても、以下に該当する端末は買い取ってもらえません。

  1. 電源が入らない
  2. 紛失または盗難が報告されている
  3. 偽造されている
  4. バッテリーが損傷または膨張している
  5. 出荷時の設定にリセットされていない
  6. 査定額が見積もり額の75%以下

1~3 については当たり前ですが、バッテリーの膨張は本体が膨らんでいないかよく確認しておきましょう。バッテリーに不具合があると、下取りの対象にならないだけでなく安全上の問題で返却もされません

それと、忘れがちなのがスマホの初期化。買い取りの提携先の「PCS Wireless」 がリセットを試みてくれるようですが、リセット処理ができなかった場合、スマートフォンは返却されます。

また、査定額が見積もり額の「75%」に達しなかった場合も、下取りの対象外となり返却されます。

Googleストア下取り購入の流れ

Googleストアで購入する端末を選んで色と保存容量を決めると、下取りをするかしないかを選べるようになるので「下取りに出す」を選択。

下取りに出す端末の選択

下取りに出す端末のメーカー、モデル、ストレージサイズを一覧から選択してスマホの状態を回答すると買い取りの見積もり額が表示されます。一覧にない端末は下取りできません

見積金額の有効期限は 30日なので、新しいスマートフォンの受け取り後 30日以内に古いスマホが到着するように送る必要があります。

下取りキットの発送

端末と下取りキットは別々に発送されます。私の場合、端末が発送された翌日に下取りキットが発送されました。

本人受取限定受取郵便物到着のお知らせ

下取りキットは直接家に配達されません。

まず「本人限定受取郵便物 (特例型) 到着のお知らせ」といって受け取りに本人確認が必要な郵便物 (下取りキット) が郵便局に届いていますよという通知が来ます。

下取りキットは郵便局に直接取りに行くか、日時を指定して自宅に配達してもらうのですが、受け取るときに本人確認のための身分証明書が必要となります

下取りキットには、手順書、宛名ラベル、封印シールが入っていました。

ちなみに下取りに出すスマホを発送しなかった場合、下取りの手続きはキャンセルとなります。発送してしまった後ではキャンセルできません。

スマホの初期化と梱包

下取りに出すスマホは必ず初期化すること!初期化していない端末は受け取ってもらえません。iPhoneの初期化は少々面倒くさくてソフトバンクのサイトを見ながら行いました。

端末を箱のポケット部分に入れて梱包します。このときSIMカードやSDカードを抜き忘れないように。

充電器やケーブルを送る必要はありませんが、送った場合は Google がリサイクルしてくれます。といっても充電器を箱に入れるスペースはありませんが・・・

下取り出すスマホの電源は必ずオフにしておくこと!

最後に封印シールを貼って梱包完了。見積金額の有効期限は 30日なので、新しいスマートフォンの受け取り後 30日以内に古いスマホが到着するように送る必要があります。

表面に宛名ラベルを貼ってポストに投函すれば、後は待つのみ。着払なので送料はかからない。

発送してから返金まで

下取りに出したスマホが今どんな状況か見るには、Googleストアの注文履歴から調べることができます。

注文履歴から「下取りの詳細を表示」をクリックすると、

送ったスマホが今現在どの段階にあるのか分かります。

ちなみに「下取り対象のスマートフォンの配送状況を追跡」をクリックすると郵便局の追跡ページにジャンプします。私の場合、日曜日にポストに投函して火曜日に下取りの審査を開始できるようになりました。

通常、下取りのスマホが届いてから 5 営業日以内に査定してメールで結果を連絡してくれるようですが、査定開始の次の日に結果が出ました。

査定額は満額の27,714円!

スマホ購入から返金までの詳細

スマホの購入から返金までを時系列にまとめてみました。

5月4日Pixel7の購入と下取りの申し込み
5月8日スマホの発送
5月9日スマホの到着、下取りキットの発送
5月12日本人限定受取郵便物到着のお知らせ、下取りキットの受取
5月14日古いスマホをポストに投函
5月16日スマホ到着、査定開始
5月17日査定完了
5月19日口座に返金

スマホを購入してから査定が完了するまで約2週間。その間に外に出るのはポストに投函するときだけ。唯一ややこしく感じたのは「本人限定受取郵便」くらいで、それ以外の手続きはスムーズに終わりました。購入したのがゴールデンウィークでなければ、もう少し早く終わっていたでしょう。

口座を確認すると、下取り金額は2営業日後に振り込まれていました。クレジットカードで決済した場合、返金までに1ヶ月ほどかかるようなので、デビットカードで支払って、さっさと終わらせれたのはよかった。

Google下取りプログラムの気になったところ

記事冒頭にも書きましたが、Google下取りプログラムは購入時の値引きではなく後からお金が返ってくる仕組みです。もし査定が0円だった場合、値引きなしの価格で購入することになります

Google下取りプログラムの査定は甘いらしいので、よほどのことがない限り査定が0円になることは無いと思いますが、可能性はゼロではないので下取りが確定するまでは不安です。

下取りを当てにしていて査定が0円になったら悲しすぎます。後悔しないためにもスマホを送る前には本体が膨らんでいないか、正しく初期化できているかよく確認してから発送することを強く推奨します!

【まとめ】また利用したいと思えるサービスだった

Google下取りプログラムを利用するにあたり、今まで「本人限定受取郵便」を経験したことがなかったため少し戸惑いましたが、それ以外の手続きは Googleストアからオンラインで行うことができたので簡単に機種変更ができました。

本体の割引に加えて下取りの増額もあったので、Pixel7を46,786円で購入できて満足しています。支払いをデビットカードにしたおかげで、査定が出てから2日後に入金されて取引を完了できたことも良かったです。

Google下取りプログラムは、次にスマホを買い替えるときも、また利用したいと思えるサービスでした。

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