家電関係

【象印 沸とう電気ポット 1.0L レビュー】ポータブル電源でも使える湯沸かしポット

2020年2月11日

カップラーメンやインスタントコーヒーを作る時に欠かせないのが「お湯」ですが、定格の出力が500Wのポータブル電源を買ったのを機に、車の中でもお湯を沸かして、ラーメンやコーヒーを作れるようにしたいと思うようになりました。

とは言っても、家で使うようなケトルの消費電力は1000Wを超すものばかりだし、給湯室に置いてあるような電気ポットでも700Wくらいあるから使えない…

いろいろ検討した結果、『象印 沸とう電気ポット 1.0L』という商品に辿り着きました。

ちょっとクセがあって人を選ぶポットですが、消費電力を抑えつつもそこそこパワフルな湯沸かし器を探している人にはオススメで、是非参考にしてもらえたらなと思います。

 

湯沸かし器に求める条件

私の希望は次の三点。

  • ポータブル電源で動かせる
  • なるべく早く沸いてほしい
  • 容量は1Lくらいで小さい方がいい

 

ポータブル電源で動かせる

絶対に譲れない条件として、ポータブル電源でお湯を沸かせることでした。

お湯を沸かすだけなら、カセットコンロやアウトドア用のストーブを使えばいいのかもしれないけど、車内で火を使いたくないのと、外で使う場合、特に空気の乾燥した時期に火の後始末の心配をしたくないので、ポータブル電源で動かせることに拘りました。

なるべく早く沸いてほしい

とはいっても、できれば早く沸いてほしい。

一時は、車のシガーソケットから電源を取る湯沸かし器でもいいかなと思ったけど、1リットルの水を沸騰させるのに1時間もかかるようなので却下!

さすがに「ちょっとラーメンが食べたいな」と思って1時間は待てない。

容量は1Lくらいで小さい方がいい

理想は家で使ってるようなケトル。

ラーメンを2つ作るのに必要なお湯を沸かせればいい。

車で運ぶから、できれば小さいに越したことはない。

 

以上の条件に当てはまるのが『象印 沸とう電気ポット 1.0L』でした。

 

象印 沸とう電気ポット 1.0Lの特徴

私が思うこのポットの特徴をまとめました。

  • 最大出力430W
  • 内部はステンレス製
  • シンプルな作りで操作方法が簡単
  • 広口でお手入れ簡単
  • 4つの安全設計

最大出力430W

ほとんどのケトルの消費電力は、1000Wを超すものばかりだし、湯沸かしポットでも700W以上が多い中、最大出力430Wはかなり珍しい。

出力の高い電化製品を使うとブレーカーが落ちてしまう家屋や、私のように消費電力を抑えた湯沸かし器を探している者にとっては、貴重な存在。

私の購入したポータブル電源のJackery700は、定格出力の最大が500Wなので、その範囲内で動かせるパワフルな湯沸かし器が、まさにこの商品!

 

内部はステンレス製

ポットの内側はステンレス製なので、衛生的で使い始めからプラ製のケトルのような嫌な臭いがしません。また、凝った作りではなく広口なので、手入れがしやすくて重宝しています。

 

シンプルな作りで操作方法が簡単

操作方法はこれ以上ないくらい簡単で、水を入れてフタをしてコンセントに挿すだけ。

シンプルすぎて、スイッチすらありません。

欲を言えば再沸騰のボタンは欲しかったけど、そんな便利なものはなく、再沸騰させたい場合は、水を足してお湯を80度以下にする必要があります。

 

4つの安全設計

操作はシンプルでも安全面に抜かりはありません。

  • 空だき防止
  • マグネットプラグで、コードがすぐに外れる
  • やけどしにくい設計
  • 転倒湯もれ防止

ただし、転倒湯もれ防止に関してはうまく機能しませんでした。

個体差かもしれませんが、フタの隙間から少し漏れました。勢いよくは漏れませんが、熱いお湯なら気になります。

 

象印 沸とう電気ポット 1.0Lの外観と使用感

注ぎ口が横を向いてるから、ホコリが入りにくくなっています。

フタを開ける時は、ツマミを持ち上げてから引っ張り上げますが、ちょっとやりにくいです。

水を入れる際は、上限ラインを越えないことはもちろん、最低ライン以上入れないといけない。

コードは、足を引っ掛けてもすぐに外れる「マグネットプラグ」で、長さは約1.5M。

コードの抜き差しで、再沸騰はしてくれない。

室温6.8度、水温は8.3度で検証開始。

2月は一番寒い時期なので、沸騰までの時間が一番かかると思います。

1リットルの水を96.1度まで沸かすのに、15分30秒かかりました。

残暑厳しい9月に同じ検証をした時と比べて、1分15秒余計に時間がかかりましたが、思ったほどの差はつきませんでした。

沸騰前約1分間は、蒸気が勢いよく出てきます

蒸気が出すぎて危険という意見もありますが、これだけ出ていてわざわざ触ろうとは思わないから、逆に危険な場所が分かっていいと思います。

ただし小さな子供さんがいる場合は、ポットに近づけないようにした方がいいと思います。

沸騰すると外周がほんのり温かくなります。

使う時は、フタ中央のボタンを押します。

お湯を注ぐ時に、「けっこう傾けないといけないから注ぎにくい」というレビューがあったので、満タン状態から注いでみました。

確かに水平近く傾けないと出てきませんが、特に注ぎにくいとは思いません。それよりも「切れがいい」という印象の方が強いです。

お湯は全部出切りません。90度以上傾けても、どうしてもこれくらい残ってしまいます。

計ってみたところ、約50cc

フタは開いた状態で固定されるから、残り湯は捨てやすい。

ちなみに、フタは外れないので掃除は少しやりにくいです。

 

象印 沸とう電気ポット 1.0L の保温機能

象印 沸とう電気ポット 1.0L には保温機能があります。

どれくらい保温力があるのか、時間の経過と温度変化を表にまとめました。(室温6.8度)

経過時間 湯温
0 96.1度
1時間 92.9度
2時間 90.8度
3時間 89.1度
4時間 87.7度
5時間 86.4度

カップラーメンを作るなら、沸きたてのお湯を、コーヒーやお茶なら5時間経っても充分使える温度をキープしてくれます。

お湯を沸かすスピードは遅いですが、保温が効くから2杯目からは待ち時間無しで作れます。

再沸騰させるには

  • 保温状態で80度を下回ったら再沸騰開始
  • 少しお湯を捨てて水を足す(湯温を80度以下にする)

 

象印 沸とう電気ポット 1.0L レビューまとめ

象印 沸とう電気ポット 1.0Lを実際に使ってみて、よかったところと、気になったところにまとめました。

よかったところ

  • 430Wの出力
  • ステンレス製で嫌な臭いがしない
  • シンプルな使い勝手
  • 沸騰後にそのまま保温できる
  • 手入れが簡単

気になったところ

  • 沸騰まで少し時間がかかる
  • 再沸騰のボタンがない

 

個人的には、ポータブル電源で動いてくれるだけで大満足です!

一般的には、高出力で直ぐにお湯が沸かせるケトルに需要があると思いますが、ワット数に制限がある家屋や、省電力の湯沸かし器を探している人もいるから、一定数のニーズは存在します。

20年以上ラインナップから消えないのは、その証拠。

何でもできる便利なポットではありませんが、消費電力を抑えつつもそこそこパワフルな湯沸かし器を探してる人にはオススメできる一品です。

今後も販売し続けてくれることを期待します。

 

 

今回使用したポータブル電源

「Jackery700」は定格出力が最大500Wまでに対応したポータブル電源で、12V用の炊飯器も同時使用が可能。何時でも何処でもラーメンライスが食べられます!

【Jackery ポータブル電源 700 レビュー】500W / 700Whの大容量高出力のポータブル電源を徹底検証

ポータブル電源は、あるとすごく便利ですが、使っていて「容量は今のままもでいいから、もう少し出力があればいいのになぁ」と思 ...

続きを見る

 

ポータブル電源

2021/4/10

【Jackery SolarSaga 100 レビュー】据え置き型と遜色ない性能を発揮する畳み式ソーラーパネル

今までJackery(ジャクリ)のポータブル電源を所有しながら、純正のソーラーパネルは使ったことがありませんでしたが、今回メーカーさんにお借りする機会があったので、手持ちのポータブル電源を使ってどんな特徴があるのか検証してみました。 目次Jackery SolarSaga 100 の特徴据え置き型のパネルと遜色ない性能IP65相当の防水性能USBポートから直接スマホの充電が可能Jackery SolarSaga 100 の外観Jackery SolarSaga 100 を使って気付いたことケーブルの長さは ...

続き

ポータブル電源

2021/4/10

【Anker PowerHouse II 400 レビュー】災害時を意識したソーラー充電対応ポータブル電源

ポータブル電源の大容量高出力化が進む中、「Anker PowerHouse II 400」は最大出力300W、容量388Whという控えめなスペックで登場しました。 このポータブル電源は「Anker PowerHouse」の後継機種で、コンパクトな本体や2種類のLEDライトを備えていることから、災害時を意識して作られているのかなと思います。 モバイルバッテリーや充電器で実績のあるANKERが作るポータブル電源が、どんな製品でどんな特徴があるのか、比較対象になるであろう「Jackery400」や旧製品の「Po ...

続き

ガジェット

2021/3/9

【ヤマハ TW-E3B レビュー】純粋に音楽を楽しめるワイヤレスイヤホン

楽器やオーディオ機器で有名な「ヤマハ」のワイヤレスイヤホン「TW-E3B」を購入しました。 1万円以下で買えるワイヤレスイヤホンでありながら、エントリーモデルとは思えないほどクリアで心地いい音を楽しませてくれる「TW-E3B」は、さすがヤマハと言ったところ。 デザインも可愛くてイヤホンでは珍しい6色の色展開も魅力な「TW-E3B」を20日ほど使用したのでレビューしていこうと思います。 目次ヤマハ TW-E3Bのスペックと特徴aptX と TWS Plus 対応で高音質、低遅延、接続安定豊富な6色のカラーバ ...

続き

ポータブル電源

2021/3/9

【Techoss ソーラーパネル 80W レビュー】スマホもパソコンも直接充電できる折り畳み式ソーラーパネル

今まで折りたたみ式のソーラーパネルは折り畳んでコンパクトにできることだけが特徴で、それ以外は値段が高くて性能面では据え置きタイプの劣化版というイメージを持っていました。 実際に折りたたみ式のソーラーパネルを使ってみると、発電量が高いだけでなく直接スマホやタブレットを充電できる、据え置き型にはない付加価値があることも知りました。 今回は折りたたみ式と据え置きタイプのソーラーパネルとの比較を交えながら、実際の使用感を検証しています。 なお今回使用した「Techoss ソーラーパネル 80W」はメーカー様から提 ...

続き

家電関係

2021/3/20

【F40C4TMP レビュー】容量25Lのポータブル冷蔵庫をポータブル電源やいろいろな条件下で使ってみた

ポータブル冷蔵庫を購入してからアウトドアでの使用に留まらず、普段の買い物や遠方から生物を買ってこれたりと、思っていた以上に便利に活用していますが、今まで本格的な暑さの中で使ったことがなかったので、残暑が厳しいこの時期にいろいろな条件のもと検証してみました。 目次F40C4TMPの特徴パワフルなコンプレッサー方式バッテリー保護機能が付いている使用中に電源が切れても電源が入ると運転が再開される500mlのペットボトルを立てて入れられる車の中でも家の中でも使えるF40C4TMPの外観F40C4TMPの操作方法車 ...

続き

ポータブル電源

2021/3/9

ポータブル電源とソーラーパネルを延長ケーブルで繋ぐと電力の損失はどれくらいあるのか?

ポータブル電源にソーラーパネルを繋ぐと手軽に充電できますが、夏場の炎天下や急な雨降りのことを考えると、安心して外に放置しておけません。 そんな時に延長ケーブルを使うとポータブル電源は涼しくて雨のかからない屋内に置いておけるので安心して充電できますが、延長ケーブルを使うと一体どれくらいの電力をロスするのか気になったので、実際に延長ケーブルを使って検証してみました。 目次使ったケーブルはソーラーケーブルとDC8mmケーブルケーブルのスペックソーラーケーブルの特徴DC8mmケーブルの特徴ケーブルの長さの比較検証 ...

続き

家電関係

2021/3/9

【ANSOLO 充電式カイロ レビュー】必要な時だけ、好みの温度で暖めてくれる便利なカイロ

私は運動不足解消のために散歩をしていて、冬場は使い捨てのカイロをよく持ち出していたのですが、帰ってきてからの扱いをどうすればいいのか?という問題に毎回直面していました。 必要ないなら捨てればいいのだけれど、さっきまで私のことを温めてくれたカイロに申し訳ない気がするし、帰ってきてからの方が元気に発熱して、温かいを通り越して熱いくらい頑張ってるから余計に捨てられない… どうしたものかとアマゾンを見ていると「充電式カイロ」という商品があったので購入してみました。この記事では実際に使ってみた感想や気付いたことなん ...

続き

-家電関係

© 2021 K's Garage (ケーズガレージ)