私は冬場の散歩に使い捨てのカイロをよく持ち出していたのですが、帰ってきてからの扱いをどうすればいいのか?という問題に毎回直面していました。
必要ないなら捨てればいいのだけれど、さっきまで私のことを温めてくれたカイロに申し訳ない気がするし、帰ってきてからの方が元気に発熱しているから余計に捨てられない…
何かいいものはないかとアマゾンを見ていると「充電式カイロ」という商品を発見して購入したので、実際に使った感想や気付いたことなんかを書いていきます。
充電式カイロってどんなカイロ?

読んで字の如く、充電して繰り返し使えるカイロのことです。使い捨てカイロのようにゴミが出ないので環境に優しく、1回の充電に1円くらいしかかからないため、とても経済的です。
充電式カイロの特徴
- 電源のON・OFFで使う時間を調整できる
- 充電すれば何回でも使える
- ゴミが出ないため、環境に優しい
- 温度調節ができる
- 電源を入れてからすぐに温かくなる
- カイロ以外の付加機能がある

一度、充電式カイロの便利さを体験すると、使い捨てカイロには戻れません!
ANSOLO 充電式カイロ 5200mAhを購入


充電式カイロを検索していると同じような商品がたくさんあって、スペックも価格も似たり寄ったりだったので、売上1位の商品を購入しました。


内容物は本体、USBケーブル、変換アダプター、ポーチ、説明書。
説明書の日本語は分かりづらいですが、操作方法はボタンを押すだけなので読まなくても問題ありません。


充電ポートは USB TYPE-C
充電器が付属しないので、手元にある充電器とPCのUSBから どれくらい充電できるのか確認しました。
充電器 | 給電量 |
---|---|
5V x 1A | 6.27W |
5V x 2A | 10.2W |
9V x 2A、5V x 2A | 10W |
USB2.0 | 2.51W |
USB3.0 | 5.57W |
PD充電器 | X |
PD充電器からは充電できませんでしたが、多くの機器から充電できました。結果から見ると、5V x 2Aに対応した充電器を使うと早く充電できると思います。
ちなみに充電しながらは使えません。
小さいわりに結構重い充電式カイロ


大きさはけっこう小さくて、使い捨てカイロのミニサイズより少し大きいくらい。


小さいわりに重さは133グラム。


133グラムが軽いか重いかは人によって感じ方は違うと思いますが、充電式の単三電池5本と大体同じ。ちなみに使い捨てカイロのミニサイズは19グラム。
モバイルバッテリーとしても使えて1台2役


カイロ以外の付加機能で、モバイルバッテリーとして使えます。
スマホは財布代わりにもなったり生活になくてはならないアイテムなので、いざという時にモバイルバッテリーの代わりになるのは有り難い!


対応している充電方式はDCP-1.5A。
写真はアンドロイド携帯に8.15Wで充電中のもの。もちろんiPhoneにも充電できます。充電性能には期待していませんでしたが、8Wもあれば充分です!
カイロは寒い時期しか使えませんが、モバイルバッテリーにもなるから1年中使えて無駄がありません!
充電式カイロの使用感


ボタン長押しで電源「ON」、もう一度長押しで「OFF」
温度は3段階に調整できて、ボタンを押す度に1段づつ上がっていきます。
使ってみると想像以上に温かい


電源を入れると30秒くらいでほっこり温かくなり、2分で40度まで上昇。
実際に使ってみると、思ってる以上に温かくて驚きます。ポーチに入れずにジーパンの後ろポケットに入れていると「中」でも熱く感じます。
個体差はあると思いますが、カイロの温度をメーカー公表値と実測値で比較しました。
出力 | メーカー公表値 | 実測値 |
---|---|---|
弱 | 35~42度 | 38~46度 |
中 | 42~48度 | 45~52度 |
強 | 48~55度 | 52~60度 |
どの強さでも3~4度高く「強」にいたっては熱すぎて使っていません。
※実測値の温度は一番熱くなるところの温度です。
ちなみに使用時間は、メーカー公表値で以下の通り。
- 低温モード:約8時間
- 中温モード:約6時間
- 高温モード:約4時間
使いたい時だけ温められる
使い捨てカイロは一度使いだすと10時間以上持続時間があるから、どうしても使うのを躊躇してしまいます。充電式カイロの場合、必要な時に必要なだけ使えて便利。



気軽に使えるところが一番気に入っています!
環境に優しく経済的
充電式カイロはゴミを出すことなく何度も使えるから、環境にも優しく経済的。
1回の充電費用を1円、使い捨てカイロの単価を20円として計算すると、充電式カイロのコスパの高さが光ります!
- 充電式カイロ:価格2,180円 + 電気代300円 = 2,480円
- 使い捨てカイロ:価格 20円 x 300個 = 6,000円
使い捨てカイロの標準サイズが50グラムくらいなので、300回充電した場合、15キロのゴミを削減できることになります。
貼って使えない
使い捨てカイロには貼るタイプのものがあって、ピンポイントで温めることができますが、充電式カイロは固くて重いために貼って使えません。
見た目も質感も使い捨てカイロみたいな商品を開発してほしいです。
ネックウォーマーとの組み合わせが最高!


内側にポケットが付いたネックウォーマーといっしょに使ってみました。


カイロは内側のポケットにスッポリと収まります。温度は「中」でちょうどいい温かさ。


実際に装着するとこんな感じになります。大きめのネックウォーマーなので、鼻の下から首までしっかり覆ってくれて外気が入ってきません。
しかも、作りがしっかりしていてカイロの部分がずれないから、常に首の後を温めてくれて最高です!!
【まとめ】使い捨てカイロにはもう戻れない


実際に充電式のカイロを使ってみた感想は次の5点
- 必要な時に必要なだけ使えて便利
- スイッチを入れると直ぐに温かくなる
- 温度調節ができる
- 繰り返し使えてゴミが出ない
- モバイルバッテリーになる
今まで使い捨てカイロを使っていて不満に思っていたところを一気に解消してくれたのが充電式カイロです。一番のお気に入りは必要な時に必要なだけ使えるところで、これだけでも買ってよかったと思える商品です。
さらに、モバイルバッテリーにもなるから1年を通して使えて無駄がありません。
購入後12ヶ月のメーカー保証付で、安心して使えるのもいいところ。