オーディオ製品でお馴染みの「JVCケンウッド」と私も気に入って使っているポータブル電源メーカーの「Jackery」が共同開発をした製品が3機種発売されました。
基本的にはJackery製品をベースに、高出力タイプの容量違いが2製品、コンパクトタイプが1製品という内訳となっています。
「黒 ✕ サンドベージュ」のどんなシーンにも合いそうなカラーで登場した新製品の特徴や、Jackery製品とどこが違うのかをまとめました。
「Jackery」と「JVCケンウッド」の共同開発
Jackery社の培ってきたポータブル電源の実績と、JVCケンウッドが培ってきた品質管理基準をクリアすることにより、国内の高い安全性を確保した「BN-RBシリーズ」が誕生しました。
BN-RBシリーズの特徴
BN-RBシリーズの特徴をまとめました。
- 落ち着いた本体色がカッコいい
- 独自の安全基準による信頼の国内メーカー品質
- 国内サービス拠点・全国家電量販店でサポート
- ACが正弦波なので、ほとんどの精密機器が問題なく使える
- 世界最先端のバッテリー保護システム搭載
- 最低動作温度がマイナス10度から
- 2年間の長期保証
国内のサービス拠点や全国の量販店でのサポートは頼もしいですね
BN-RBシリーズのラインナップ
全3機種で、高出力タイプが2機種、コンパクトタイプが1機種という内訳です。
▶ たっぷり容量タイプ
・充電池容量:626Wh / 174,000mAh
・最大出力:500W / 瞬間最大1000W
・重量:6.4kg
・価格:71,200円
▶ スタンダードタイプ
・充電池容量:518Wh / 144,000mAh
・最大出力:500W / 瞬間最大1000W
・重量:6.1kg
・価格:60,280円
▶ コンパクトタイプ
・充電池容量:311Wh / 86,400mAh
・最大出力:200W / 瞬間最大400W
・重量:3.6kg
・価格:40,480円
電化製品使用時間目安( メーカー公表値 )
Jackery700と400を使っている感覚からすると、けっこう控えめに見積もってるなという印象です。この表の中で扇風機と電気毛布と小型ポットを使用していますが、実際はもう少し長く使えると思います。
Jackery製品を含めての比較
BN-RBシリーズはJackery製品がベースになっていますが、バッテリー容量が違うので表にして比べてみました。
モデル | Jackery700 | BN-RB6-C | BN-RB-5C | Jackery400 | BN-RB-3C | Jackery240 |
容量 | 704.6Wh | 626Wh | 518Wh | 409.5Wh | 311Wh | 241.9Wh |
定格出力 | 500W | 500W | 500W | 200W | 200W | 200W |
瞬間最大出力 | 1000W | 1000W | 1000W | 400W | 400W | 400W |
価格 | 79,800円 | 71,200円 | 60,280円 | 44,800円 | 40,480円 | 19,800円 |
一つのメーカーでこれだけ細かくラインナップを揃えるのは難しいと思うので、うまく棲み分けができていると思います。
【結論】好みや使用目的に合わせて選べばOK
BN-RBシーズで、個人的には「黒 ✕ サンドベージュ」のカラーが落ち着いた色でいいなと思いました。この先、他にも色を追加してくれないかなと期待してしまいます。
機能面では、小型のポットやファンヒーターが動かせる500Wの製品に魅力を感じるし、思っている以上に小さくて、何処へでも気軽に持ち出せるコンパクトタイプも捨てがたいです。そのへんはJackery700と400のレビュー記事を書いているので参考にしていただけると幸いです。
BN-RBシリーズとJackery製品の違いは、大まかに言ってカラーとバッテリー容量なので、好みや使用目的に合わせて選べばいいと思います。
Jackery製品との違い
- 本体の色
- バッテリー容量
- 独自の安全基準による品質
- サポート体制